新「VAIO Z」 ハイエンドユーザーの反応は如何に。
SONYの新『VAIO Z』です。
SONYのノートPCラインアップ上でフラッグシップとして位置付けられるハイエンド向けの「VAIO Z」、所謂「Z2」の新モデルは、幅330×奥行き210×高さ16.65mm、重さ約1.165kgという本体サイズ。 ノートPCは重さが一番肝心で、これまで多くのモバイルノートを使ってきた経験値から重さは1.2kg以下、という極めて自分勝手な縛りを見事にクリアしているではないですか! その上、CPUは通常電圧版の第2世代Coreプロセッサーです。
もともとVAIO Zは13型サイズに光学ドライブ内蔵というコンセプトでしたが、新モデルでは当然ながらのSSD採用、また光学ドライブを本体非搭載にすることで、16.65mmという薄さを達成しています。 一方で、外付けの「Power Media Dock」が同梱され、このドックにGPUを内蔵しHDMI出力やらをサポート、そして光学ドライブもこのドックに移されています。
つまり基本は据え置きのドック接続状態での定位置使用、持ち出すときは本体のみという使用環境になるでしょう。
SONYらしく尖ったユーザーに向けたチャレンジングな提案と言えます。
ドックはどう見てもモバイル向きではないので、光学ドライブを出先で必要とする場合は別にUSB接続のものを用意する必要があります。
問題はハイエンドのモバイルユーザー、それも13インチというサイズを求めるユーザーセグメントが、今のビジネス環境下で、光学ドライブが本体に内蔵されていないノートPCをどう評価するのかでしょう。
もし自分が手を出すとしたら店頭販売モデルではなく、SONY直販のドック無しCore i7-2620M(2.70GHz)モデル一択!
by risky_k | 2011-07-06 23:02 | risky_k's PC/GADGET