カテゴリ:risky_k's BOOK( 28 )

 

『エコイック・メモリ』 結城充考著

a0033530_6521489.jpg県警本部の機動捜査隊に所属するクロハをヒロインとする警察小説「エコイック・メモリ」。
単行本化された直後に購入したものの暫く放置していましたが、やっと読み始め、そして一気に読み終わりました。

私にとって、結城充考氏によるクロハシリーズの一番の魅力は、ネット上に構築され荒廃した仮想空間の情景描写。
その点で仮想世界と現実世界との関係性の持たせ方に深みがあった前作「プラ・バロック」に比べると、本作品でもMMOやRMTをキーワードにストーリーに織り込みつつも、それらが道具立て程度にしか扱われておらず、個人的には寂しいところ。

また前半から中盤にかけて展開する緊迫感とスピード感が、終盤になって失われてしまっているのが残念。

しかしながら作品を通じて流れている独特でスタイリッシュな世界観と、クロハの魅力的なキャラは前作から十分に引き継がれており、今後も同シリーズが続くことを期待しています。
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  by risky_k | 2012-11-10 06:54 | risky_k's BOOK

「はじおつ。」

a0033530_2361677.jpg購入しておいた「はじおつ」1巻と2巻をまとめて読みました。
1巻と2巻で微妙に表情が違う主人公、向日葵ちゃんの表紙が可愛い~。

芦原向日葵と甲斐悟はお互いに不器用な高校生。そんな二人が友人の怪アドバイスも受けながら、はじめてのお付き合いを始めるというストーリー。
ひとつひとつのイベントを双方の視点で、バランス良く丁寧に描いています。
今後の3巻以降では、双方の友人同士のお付き合いにも展開しそうな予感がして、楽しみな作品です。
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  by risky_k | 2012-08-09 23:07 | risky_k's BOOK

Rebirth 第3巻キタっ!

a0033530_2241243.jpg1月31日に発売になった「Steins;Gate3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth」を昨日購入して読み始めました。
手に取ったら1巻、2巻と比べて、思ったより厚くて重いので読み甲斐がありそうです~。

アニメ版「Steins;Gate」をベースに、牧瀬紅莉栖の視点で描かれたノベライズである本作品は第3弾にして、最終巻。 時間線の唯一の観測者である岡部倫太郎の視点で構成された原作とアニメと異なり、他の世界線での記憶を持たない紅莉栖が、時空漂流を繰り返すオカリンをどう見ていたのか・・・という彼女の知られざる心情が描かれています。

とは言っても第2巻の「形而上のネクローシス:Reverse」の発売から3か月が経っていて、前作がどこまでだったのか、記憶がどうも曖昧ではありますが・・・。
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  by risky_k | 2012-02-01 22:42 | risky_k's BOOK

福井晴敏著 『機動戦士ガンダムUC』

a0033530_23591076.jpgOVAのepisode-4がリリースされた今になって、という感ありありですが、福井晴敏氏の原作を第一巻から読み始めました。
福井氏の小説は以前から大ファンなので、発刊当時から読んでみようかと何度か思ったのですが、何で今更ガンダムなんだという思いで敬遠していました。

しかしOVA化された「ガンダムUC」のepisode-1から3までをCATVで漸く最近まとめて視聴して、その思いは一変したわけでして・・・(汗)。

福井氏といえば緻密な語り口と映像的な戦場描写が真骨頂ですが、舞台が地球から宇宙空間に移ったものの、冒頭のっけから福井節が炸裂してるじゃないですか! 第2巻の<インダストリアル7>スペースコロニー内部でのモビルスーツ戦なんて、「Op.ローズダスト」のお台場戦争を彷彿とさせる熱さで、何でもっと早く読まなかったんだろう、と自らの不明を恥じるばかり。

今は第3巻を読んでいるところですが、これから先、福井原作を最後まで一気に読み進むか、それとも視聴したOVAのepisode-3までで止めておいて、まずepisode-4を観るか・・・。
う~ん、嬉しい悩みです。

画像は今日届いたカトキハジメ氏によるMECHANICAL ARCHIVES。
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  by risky_k | 2011-12-08 23:51 | risky_k's BOOK

「コンプティーク7月号」

a0033530_187740.jpg10日発売のコンプティーク7月号を購入。 コミック版のSteins;Gate 「史上最強のスライトフィーバー」が連載されている同誌ですが、7月号はオリジナルドラマCDが付録しているということでシュタゲフリークにはマストアイテムでしょう。

さっそくドラマCDを聞いてみましたが、ラボメンガールズ総出演で賑々しく展開する楽しいアナザーワールドでした。 オカリンの弾け振りがヤバかったですが、ヤンデレになっていた助手との掛け合いが絶妙でした。
CDには「比翼恋理のだーりん」のOPテーマも収録されていました。PVで聞いた時はブッ飛びましたが、通しで聴くとなかなかいい曲じゃないですか。
それからドラマの最後に「Gate of Steiner」の新アレンジ曲がバックに使われていましたが、良かったなあ~。 「比翼恋理・・・」で使われているのならサントラ希望!

そうそう、コンプティーク7月号にはシュタゲのPSPシールも付いてます。
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  by risky_k | 2011-06-12 18:08 | risky_k's BOOK

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第7巻

a0033530_18315640.jpg11月5日に発売された「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の第7巻、あっという間に読んでしまいました。
あれよあれよという間に、このシリーズも第7巻まで続いたしアニメ化もされたし、第1巻から読んでいるファンとしては、まさかここまでポピュラーなタイトルになるとは思いませんでした~(作家さん、すいません・・)
最大の魅力は桐乃の最強の捻くれキャラクターを筆頭に、沙織、黒猫etc.の個性がみんな魅力的だからですね。

今回の第7巻は、表紙のイラスト通り、いきなり桐乃とその兄、京介の偽装デートから始まりますが、この二人の関係は相変わらず直ぐにケンカモードになってしまうものの、第1巻の頃とは確かに変化というかお互い成長しています。 それが逆に黒猫には、心穏やかでなくなるという・・・お約束の展開に!

京介も黒猫を意識してはいるものの、ラストに衝撃の展開あり!
第8巻はどうなるのぉーーー!?
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  by risky_k | 2010-11-13 18:33 | risky_k's BOOK

コミック版 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない②』

a0033530_21314279.jpg電撃文庫のライトノベルシリーズも6巻まで進んでいる『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』ですが、コミック版の第2巻が27日に発売になってました。 
というのか今日店頭で発見…私としたことが・・・(-_-;

表紙がいきなり黒猫! で、裏表紙を見たら主人公の桐乃が「このあたしが裏表紙なわけがない」とキレているじゃないですか~
思わず書店で吹いてしまったですよー♪(^^ゞ

コミック版は1巻でも思ったのですが、オリジナルのノベルより桐乃が可愛いく描かれているので、今回の2巻では展開的にも更にそれがレベルアップしています!

アニメもいよいよ10月から放送スタートするので、ぬるぬる動く桐乃はどんな桐乃なのか・・・今から楽しみ。
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  by risky_k | 2010-08-29 21:32 | risky_k's BOOK

リチャード・モーガン著 『ウォークン・フュアリーズ』上下

a0033530_23404943.jpgおっ、驚きました!
文庫化された「オルタード・カーボン」に続いて、「ブロークン・エンジェル」の単行本上下巻を読み終わり、タケシ・コヴァッチシリーズには未訳の3作目が残っている・・・と書いたばかりだったのに~。

今日、書店で偶然に文庫コーナーにその3作目である『ウォークン・フュアリーズ』が平積みされているじゃないですか! 目を疑いましたよー。

まさか、こんなドンピシャなタイミングで出版されるなんて・・・。 もちろん、即購入しました!

1作目の「オルタード・・」が文庫化され、2作目の「ブロークン・・」がまだ単行本しか出ていないので、まずは2作目が文庫化されてから、もしかしたら3作目となる本書が単行本で出るかも、と期待していたので。 いきなり2作目を飛び越えてリリースされるとは思いませんでした。
帯には<文庫訳し下ろし>と書いてあります。 それにカバーはスリーブをイメージしたデザインで相変わらずキャチーで雰囲気ぴったり。

でも、本当はボックス入りの単行本で出して欲しかったなぁ~。
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  by risky_k | 2010-07-23 23:42 | risky_k's BOOK

リチャード・モーガン著 『ブロークン・エンジェル』下巻読了

a0033530_19565267.jpg下巻を読み終わりました。

古代火星人の残した恒星間宇宙船を探すという冒険ストーリーながら、の~んびりペースでクルー探しをしていたのが上巻まで。 ジャンク屋さんからバケツ一杯いくらで、人の意識がデジタル化され記録されているメモリー・スタックを買って、その中からクルーを人選、面接試験もバーチャルで行うというのが27世紀の求人方法なのか~、と納得。

下巻に入って異空間へのゲートを開けることに成功し、目的の宇宙船を発見して内部を探検という展開で、上巻から一転こちらもペースアップし、半分過ぎまで一気に読み進みました。 ここまで来て、後半は意識的にペースダウンして、じっくりと最終ページまで・・・。
前作が「探偵もの」なら本編は「冒険もの」で、よりスケールアップしていますが、ちょっと風呂敷を広げすぎて、フラグが回収し切れなかったような読後感ではありました。

前作でもありましたが、拷問シーンやら、抹殺シーンやら結構エグいシーン多数で、ビザール的要素たっぷり。 それに本編でも主人公コヴァッチは相変わらず、無茶苦茶に不死身体質(?)ですが、自分で自分の身体を傷つけたり、それでなくも放射能に侵されて徐々に肉体が崩壊していく様は、何と言うかマゾ的だったりします。
この作家はもともと英語講師だったそうですが、どういう性格の人なのか・・私は好きですが・・(笑)。

エピローグはコヴァッチの独白・・・このセンチメンタリズムが本骨頂!

もう一冊、シリーズ最終巻(Woken Furies 2005)が未訳で残っているそうですが、再び新しいスリーブを纏ったタケシ・コヴァッチが日本に登場するまで、SF作品好きの私自身はバーチャル・ワールドにひっそりと匿っておきます。
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  by risky_k | 2010-07-22 19:59 | risky_k's BOOK

リチャード・モーガン著 『ブロークン・エンジェル』上巻読了

a0033530_22244243.jpg夜の通勤時間だけを使ってちびっとずつ読んでいる「ブロークン・エンジェル」ですが、昨日上巻を読み終わり、今日から下巻に突入しました。
通勤時間と言っても、朝の車内は混雑で読める状態ではないし、夜の帰りも時間帯によって読めるスペースがあったりなかったり、また電車が空いていても自分が読める状態でなかったり(=アルコールの影響により読書不能)・・・。 従い、かなりゆっくりしたペースで読書しているわけでして、上巻を読み終えるのに10日ほど掛かりました。

それに、前作の「オルタード・カーボン」もそうでしたが、先がどうなるか知りたくて、前のめりに読みたいという思いより、ゆったり27世紀の世界観に浸ると言うんでしょうか、面白くないというのではなくて、自分にとってはそういう味わいの小説なんですね。

「オルタード・・」では冒頭のアクションから始まり、かなりバイオレンス色が強く、主人公のタケシ・コヴァッチが全編通じてハードボイルドしてましたが、本書でのコヴァッチは、少なくても上巻までは非常に慎重且つ大人しく(?)目的のために行動しているという印象。 カッタるいとも言えますが、スローな展開故に繊細に構築された世界をじっくりと楽しめてはいます。

でも下巻に入ってすぐに、進化した有機体兵器ナノ・ウエアの攻撃を受け、同僚がスタックまで失うRD(リアル・デス)というショッキングな展開に・・・。

27世紀は意識はメモリー・スタックに記録され、肉体はスリーブと呼ばれ補強、交換可能な世界で、肉体的な死は「真の死」に非ずスタックの破壊が本当の死=RD(リアル・デス)となる。
これまで主人公は何度も死んでおり、本書では「オルタード・・」の時とは違うスリーブを纏っているという設定。 加えて、今回のミッションが成功した暁には、新しいスリーブがもらえるというのが、行動を共にするメンバーへの報酬の一つになっています。

さあ、下巻に入ってこれからいよいよサイバー・パンクの本領発揮となるか!
期待してます。
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  by risky_k | 2010-07-15 22:33 | risky_k's BOOK

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