『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

a0033530_1335917.jpg再上映が始まったということで、観てきました『THIS IS IT』。
ひと言で断じると、これは映画ではなくコンサートDVDかBDのメイキングとして一部使われるべき素材を、然したる映画的な手法を用いず2時間にまとめたもの。

全てが中途半端、確かに数曲はマイケルが本気になってリハーサルしている場面もあるにはありますが、多くのシーンはショーの演出の確認や修正するためが目的で流している。でもそれは当然です、リハはリハなんですから。そしてメイキング映像なんですから・・・。
そんな中途半端さが延々と同じペースでツギハギされているため、中盤眠くなりました(ビール飲みながら観てたんで)。 ケニー・オルテガの演出に注文を付けたり、指示に素直に従う場面等、彼のアーティストとしての真剣さと、人間性の一面を垣間見ることが出来ますが、何故か都合の良いシーンだけを繋いだという胡散臭さが漂ってしまう。 
完璧なステージを作ろうというマイケルの真摯な思いが伝わってくるだけに、未完で終わった企みへの無常観と同時に 構成、照明、衣装、ダンスetc.,不完全な素材として公開されてしまった商業主義と、亡くなっても尚、演出され商品化され続けるショービジネスに、痛々しさを感じてしまう。
[PR]

  by risky_k | 2010-01-10 13:08 | risky_k's MOVIE/TV

<< Myシーズン開幕 New Project新年報告 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE