『おっぱいバレー』

a0033530_10291760.jpg綾瀬はるかさん主演となれば観に行かねば! と上映初日から強迫観念に駆られつつも、先週の週末は迷いに迷った末に『スラムドッグ$ミリオネア』を観てしまったため、今日こそ行くぞーっと気合を入れた土曜日。ところが、TOHO CINEMAをチェックしたら、2週目にしてもうメインスクリーンから外されてるし、昼の上映は1回のみに格下げされてるじゃないですか。でもプレミアムスクリーンになってるし逆にいいか、と前向き思考に切り替えつつ、更に気合いを注入し台風のような大雨の中、行ってまいりました。

結論から言うと、そんなに気合を入れ過ぎたのが間違い?!

『僕の彼女はサイボーグ』のレビューで「クァク・ジョエン監督は綾瀬はるかをいかに可愛く撮るかに最大限の集中力を発揮したに違いない」と書きましたが、本作品も今が旬の彼女をどう撮っているかに、私としてはどうしても関心が集中してしまいがち。サイボーグ、市、ハッピーフライトとチャレンジングな役作りを重ねてきた彼女にとって、久し振りに等身大に近い役柄ですが、思った以上に自然体でのびのび演じていたし、ほんわかした独特の雰囲気は出ていたので、ホッとしました。そういった意味では、羽住監督は押さえるところはしっかり押さえて撮ってるなぁ、という印象です。

でも映画的に成功しているかという点については疑問です。バレーボール部の部員たちと女性教師との人間関係を中心に、中学生たちと教師の成長物語として、一直線に描こうとしているのは潔いのですが、それを追求するなら、バレー部員ひとりひとりを時間を掛けてもっと丁寧に描写すべきだった。部員が6人しかいないのに、6人でワンセット的な扱いになっていて、個人のストーリーが欠落しているのが、感情移入が出来ない理由かもしれません。直球勝負はしてるけど球威不足というか迫力不足というか、クァク・ジョエン監督のような集中力が感じられないのです。それから青木崇高、仲村トオルらの脇役が活かせていない点もマイナス。シンプルな構成は賛成ですが、もう少しストーリーに振幅をもたせても良かったのでは。特に良い味をもっている青木宗高は消化不良というか、個人的な希望としてはもっとハジけて欲しかったなあ~。

軽~い気持ちでふらっと観に行く映画。あまり気合いを入れ過ぎた自分が悪い?(反省)
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  by risky_k | 2009-04-26 10:33 | risky_k's MOVIE/TV

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