スラムドッグ$ミリオネア

a0033530_21223930.jpg日曜日とは言え、朝10:25からの第一回目上映にもかかわらず、ほぼ満席に近い入りでした。これは勿論、この映画がアカデミー賞8部門受賞作品という冠効果なのは明白。本作品のテーマや描いている内容からして、もし受賞がなかったら、これほどの集客はなかったでしょう。そして私自身も映画館に足を運ぶことも、見過ごしたからと言ってDVDレンタルをしようという気も起きなかったと思います。

プロットは単純で、テレビ番組のクイズの進行に合わせて、出題される問題をきっかけにフラッシュバックで主人公の生い立ちが描かれる。過度に演出されたクイズ番組のシーンがドラマチックである一方、現実世界の主人公の生い立ちがドキュメンタリーのように緻密に描かれていく。そうは言いながら、本作はあくまでラブストーリーであり、エンターテインメント映画として描かれています。そして、ラストシーンで現在進行形に戻り、最終問題への回答のシーンで雰囲気は一変し、急転直下ファンタジー映画に様変わりするのである。この破綻とも言えるラストの展開が、私のこの映画に対する評価を困難にさせているところです。

さて、インドを舞台とするこの英国制作の映画に、米国は何をもってアカデミー賞を授けたのか? 宗教問題、貧困問題にも拘わらず、逞しく生きる新興国家インドの生命力が、疲弊したアメリカにとって新鮮に映ったのでしょうか。

混沌とした昔のボンベイと、近代化しつつある現在のムンバイとを対比を表現する映像美は素晴らしい!
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  by risky_k | 2009-04-19 21:27 | risky_k's MOVIE/TV

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