『ボーン・アルティメイタム』

a0033530_18392338.jpg昨日初日に観に行ってきました。『ボーン・アルティメイタム』
実はアクション映画は苦手な方なのですが、ボーンシリーズだけは別格。「レインメーカー」の時から好きだったマット・デイモンですから。でもこんなにブレイクするとは予想していなかったんですが...。

前作を引き継ぐようにストーリーが流れ出すと、それだけでスクリーンに引き込まれてしまい、そのままエンディングまで一気に走り続ける疾走感が堪りません。何よりも3作全てが共通したテイストとクオリティを維持していること、更にボーンの一貫した行動理念がシリーズを通して描き続けられていることは驚異的ですらあります。ハンディカメラを多用し過ぎか、画面のブレが激しいので映画酔いになりそうなくらいですが、カメラワークもテンションを高めるのに効果を上げています。
ストーリー的には2作目の『スプレマシー』を中心として、1作目『アイデンティティ』と今回3作目の『アルティメイタム』が前後を補完するような構成というか、従って今回のシナリオはストレートです。前2作を観ていなくても楽しめるような配慮から、敢えて今回の作品はシンプルな展開になっているのかも。
それと映画を活かすも殺すもラストシーン次第、というのが私の持論。『スプレマシー』のラストシーンと同じ場面が今回終盤に出てきます。ということはあれは3作目の予告編だったのか!とニヤリ。前作の粋な終わり方が好きでしたが、今回もそれを踏襲して意外なほど、あっさりと、それでいて切れ味よくスパッとエンドロールに持ち込むところ、思わずまたニヤリ。ニクイです。

これで三部作が完結。このまま完璧稀有な「ボーン・シリーズ」のまま幕を下ろして欲しいと願いつつ、でも続編が作れる余韻を残してのエンディングだけに、同時に期待も入り混じり...。心のどこかではパメラとニッキーとの競演をもう一作だけ観てみたい、という複雑な心持ちにさせてくれます。
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  by risky_k | 2007-11-11 18:45 | risky_k's MOVIE/TV

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